「薄肌研究室」をはじめた理由

目次

――“なんとなく扱いづらい肌”に、名前と理由をつけたくて

「薄肌研究室」へようこそ!

このブログは、薄肌(うすはだ)に悩む「薄肌ねえさん」が、
その理由を探して学び、伝えていくための、小さな観察メディアです。

でも、そもそも“薄肌”ってなんなのでしょうか?
そしてなぜ、わたしはこのテーマにこだわって発信をはじめたのか。
今日は、その理由を、少し真面目にお話しさせてください。

「肌が薄いですね」と言われ続けた日々

「肌、薄いですね」

――それは、ある日コスメカウンターで言われた一言でした。

実はこれ、初めてじゃありません。
タッチアップを受けるたびに、BAさんから何度も言われてきたセリフです。

そして同時に、わたしの肌にはこんな特徴がありました:

  • ヒリつきやすい
  • 乾燥がつらい
  • ベースメイクがすぐ崩れる
  • 季節の変わり目に敏感になる
薄肌ねえさん

肌が調子いい日、少ないなぁ……

そんな日々が続いていたけど、あのタッチアップでのひと言で、
“もしかして、私の肌の不調の原因は『肌が薄い』から?”と思いはじめました。

「薄肌」という言葉の曖昧さと、もどかしさ

“肌が薄い”って、結局どういうこと?

そう思ってネットで検索してみても、出てくるのはなんとなくふわっとした情報ばかり。

「敏感肌の一種?」
「乾燥肌とは違うの?」
「バリア機能が低下してる状態?」

読めば読むほどモヤモヤは深まり、結局なにもわからない。

でも、よく考えたら── わたしは化粧品メーカーで働いているのです。
身の回りには、肌の構造や化粧品の処方に詳しいプロフェッショナルがたくさんいます。

社内の開発部門のこうじ先輩や肌診断機器の力を借りながら、
少しずつ“薄肌”の輪郭を掴もうとしはじめたのが、すべてのはじまりでした。

「薄肌研究室」という場でやっていきたいこと

このメディアでは、こんなことを発信していきます:

  • “薄肌”の構造や仕組みを、科学的な視点からわかりやすく解説します
  • スキンケア成分やコスメの選び方を、開発者目線でお伝えします
  • 実際に試してみたアイテムのリアルな使用感や、肌がゆらいだときの反省も、正直に共有していきます
  • 「薄肌さんのためのスキンケア」を一から開発!!

このメディアのモットーは、“実験的に観察すること”
肌との日々を、主観と客観を行き来しながら、
ときにゆるく、ときにかっちり発信していくつもりです。

情報の少ない「薄肌」だからこそ、発信が必要だと思う

乾燥肌や敏感肌と似ているようで、ちょっと違う。
「人からよく“肌が薄い”と言われるけど、それって何?」

わたしのように、そんな疑問を抱えている人は、実は少なくないはず。

けれど今のところ、「薄肌」に関する情報は体系化されていません。
だからこそ、このテーマにちゃんと向き合って、
自分の肌で感じたこと、学んだことをシェアしたいと思いました。

肌を知ることは、自分を大切にすること

肌がゆらぐと、メイクが楽しめない。
誰かと会うことにためらいを感じたり、自信がなくなったりする。

でも、肌の仕組みを理解し、どう対処したらよいかがわかってくると、不安が少しだけ軽くなります。

肌を知ることは、自分を大切にすること。
そして、肌を知れば、きっともっと自分が好きになれる。

このブログが、そんな前向きな循環の入口になれたら嬉しいです。

おまけ:このメディアには「こうじ先輩」も登場します

「薄肌研究室」では、
わたしが尊敬してやまない開発部門の先輩=こうじ先輩に、たくさん協力していただいています。

化粧品の開発歴10年以上の大ベテランで、質問にはいつもやさしく答えてくれるとても頼れる存在です。
記事の中で、こうじ先輩が出てきたら、それは信頼できる情報だと思ってください!

こうじ先輩の紹介記事はこちら▼

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